
ADNOC オメール総裁表敬訪問
左:JCCP 吉田常務理事 中央:ADNOC オメール総裁
平成21年11月3日にアラブ首長国連邦(UAE)アブダビ首長国のアブダビ国営石油会社(Abu Dhabi National Oil Company:ADNOC)のオメール総裁(H.H. Yousef Omair Bin Yousef、Chief Executive Officer)及び同国関係者をJCCP吉田盛厚常務理事が表敬訪問しました。
アブダビ首長国は、ペルシャ湾(アラビア湾)に面した、1972年に建国されたUAE の一首長国で、石油・ガス資源に恵まれ経済的に安定しています。また、日本の石油消費量の約25%に相当する原油を供給しており、日本にとって大変重要な国家です。JCCP は1981年の設立以来、同国のADNOC及びアブダビ石油精製会社(Abu Dhabi Oil Refining Company:TAKREER)に対し永年にわたり、技術協力事業及び研修事業を行ってきました。
オメール総裁への表敬訪問では、吉田常務が、8月にJCCPに着任した旨の挨拶を行った後、最近の技術協力案件であるフレアガス回収事業、TAKREER研究所設立事業及び製油所硫黄有効利用事業におけるADNOC及びTAKREERに対するJCCPの貢献について説明すると共に、総裁のこれまでの御理解と御協力に対してお礼を申し上げました。
オメール総裁からは、JCCP技術協力事業及び研修事業はこれまでのADNOC・TAKREERの事業展開と人材の育成に大変貢献してくれたというお礼の言葉とともに、さらに継続・発展することを大いに期待するとの発言がありました。
吉田常務から、今後、UAEにおいてもニーズが高まる環境対策・省エネルギー等の分野の協力も積極的に進めていきたいという説明に対して、オメール総裁は、油田及び製油所周辺の海洋におけるサンゴ養殖等による環境改善事業について話され、機会があれば協力して欲しいと発言されました。続いて、TAKREERのアル サエグ社長(Mr.Jasem Ali Al-Sayegh、General Manager)を訪問しました。
アル サエグ社長から、JCCP のフレアガス回収事業、TAKREER研究所設立事業等の技術協力事業及び研修事業には大変感謝しており、また同社長が、1987年の若い頃にJCCP 研修に参加されたことについて話され、日本で研修をした経験は、その後の仕事に大変役立っているとの評価がありました。
在UAE日本国大使館 渡邊大使への表敬訪問では、吉田常務からADNOC、TAKREER、UAE大学への永年にわたるJCCPの貢献の実績と最近の案件について説明しました。渡邊大使からは、JCCP事業についてよく理解しているとの話があり、UAEへの貢献は大きいと評価されるとともに内外に向けて活動内容の紹介も積極的に展開して欲しいとの発言がありました。
(中東事務所長 八木 正一郎)