コースプログラム TR-4-21

技術開発や企画部門において低炭素技術に携わる管理職が、日本のエネルギーミックスの現状と将来像の理解を進め、カーボンニュートラルの実現に向けた、日本保有の技術とその実用化の現状について広く学ぶ。
また、相互討論を通じ、各国のエネルギーミックスの現状を踏まえた、自国の石油産業の今後の役割について方向性をつかむことを目的とする。

（*オンラインプログラムの場合、下記内容が一部変更になります）
１．講義：
     ・世界のエネルギー情勢とカーボンニュートラルへの取り組み
     ・日本の石油産業  ～日本のエネルギーミックスと再生可能エネルギー～
　 ・低炭素化に向けた自動車産業の取り組み
     ・カーボンニュートラルと石油産業の役割（討論）

２．実地研修：
     ・CCUS実証試験サイト：二酸化炭素分離貯留・利用技術（CCUS）
     ・地熱発電所：地熱発電と高効率発電技術
     ・総合化学メーカー：廃プラスチック利用による水素製造、燃料電池発電技術
     ・地方自治体発電会社：再生可能エネルギーの複合化 
                       （風力、水力、太陽光、バイオマス発電）による 地産地消電力の実用化
     ・産総研 福島再生可能エネルギー研究所：日本発の再生可能エネルギー先端技術
     ・廃炉博物館：福島原発廃炉に向けた取り組み

学部卒以上の学歴を有する者であって、企画部門や技術開発部門において低炭素技術に関する業務に携わる管理職またはこれと同等の資格を有する者。