第22回FCWフォーラムが「変化の中で力強く生きる:AI、レジリエンス、イノベーション」をテーマに開催されました(UAE側は対面、日本側はオンライン)。本フォーラムには、FCW理事会議長のマイサ・アルシャムシ国務大臣、JCCP安藤専務理事(現地参加)、ファティマ・アル・ヌアイミADNOC Gas CEOを始め、両国の官民関係者や次世代リーダーが参加し、変化の激しい時代におけるAIの活用と人間性との調和及び未来を見据えた女性リーダーシップのあり方について議論し、メッセージが発信されました。
ファティマ・アル・ヌアイミADNOC Gas CEOは、自ら変化を創り出す重要性を訴え、2030年までにADNOCの技術職女性比率を倍増させるとしました。AI時代でも、激動の時代に必要な「判断力」「共感」「リーダーシップ」といった人間力は不可欠で、今後も日本との連携を深めたいと述べました。
パネルディスカッションは、「AIと人間の強み:人を置き去りにしないイノベーション」をテーマに行われました。
日本側パネリストとして、昨年に続き登壇いただいた亀田綾子(株)大林組執行役員グリーンエネルギー本部長は、AIの進化により建設・エネルギー分野での視覚化や意思決定への集中に革新がもたらされる一方、人に触れるぬくもりや素晴らしい建築に感動するような人間ならではの「五感体験」の価値は決して代替されないと見解を述べました。
初期の日本側企画執行委員の千代田化工建設(株)所田綾子様は、イノベーションは単なるシステム導入ではなく「人間中心」であるべきで、テクノロジーの定着には初期段階から従業員と対話し、変化の「パーパス」を明確に伝えるチェンジ・マネジメントが不可欠と述べました。
また、UAE及び日本の参加者が3グループに分かれ、事前に行われたオンライン協働によるワークショップの成果を発表しました。AI時代における変革のリード、女性のウェルビーイング、未来型組織をテーマに、日本の先進事例やADNOCの取組を相互に応用する具体案が提示され、次世代リーダーとして未来を切り拓くための多くの気付きが共有される大変有意義なセッションとなりました。