JCCP技術協力事業「製油所廃棄物の処理に関する共同事業(マレーシア)」の締めくくり会議が、PETRONAS本社で、 2025年2月28日に行われました。
本事業は、マレーシア国営石油会社PETRONAS (Petroliam Nasional Berhad)と、清水建設株式会社、株式会社トッ ププランニングJAPANの協力で、2020年度から2024年度に実施しました。 当日は、PETRONASから本事業担当部門を管掌するMr. Zamri Japar, Vice President, Group Health, Safety & Environment (GHSE)、PETRONASグループからMr. Ahmad Farid B Yaacob, CEO, Malaysian Refining Company Sdn Bhd (MRCSB) 、JCCPから増田常務理事、中野課長、事業参加会社として、清水建設㈱から高瀬主席マネージャー、 田崎シニアリサーチエキスパート、マーク末吉 副部長、㈱トッププランニングJAPANから岡村フェロー他約15名が出席 しました。
本事業は、製油所廃棄物、特にオイルスラッジを炭化処理することによる廃棄物のリスクや廃棄コスト削減に注目し、 炭化処理実験を行いました。マラカ製油所に存在する7種類のオイルスラッジについて炭化装置により処理実験を行った 結果、いずれも99%以上の油分除去率となり、鉱物質を多く含む試料以外のスラッジは9~26%の減量が可能となりま した。
PETRONASでは、本事業の成果を、自社製油所の廃棄物処理コストと有害廃棄物の削減という持続可能性にかかる新 たな価値創出強化に繋がると評価し、今後は炭化技術の将来的な活用について検討を進めることになりました。